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新型RAV4(6代目)は何が変わったか 純ガソリン廃止・ハンマーヘッド顔・PHEVの中身

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新型RAV4(6代目)は何が変わったか
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トヨタの主力SUV「RAV4」が、6代目へフルモデルチェンジしました。見た目は最近のトヨタらしい「ハンマーヘッド」顔になり、内装も一新。さらに純ガソリン車が廃止され、ハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)だけになりました。何がどう変わったのか、価格・サイズ・燃費まで含めて整理します。

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新型RAV4は何が変わった?まず6項目

  • デザイン:フロントは横一文字のライトを持つ「ハンマーヘッド」デザインに。ヘッドライトが上下・左右に分かれた、いまのトヨタSUVに共通する顔つきになりました。
  • パワートレイン:純ガソリンエンジンを廃止し、HEVとPHEVの2本立てに。
  • Arene(アリーン):トヨタが初めて採用したソフトウェア開発プラットフォーム。購入後もソフトウェアアップデート(OTA)で機能が進化していく「SDV(ソフトウェア定義車両)」の考え方を初めて取り入れたモデルです。
  • グレード構成:HEVが「Z」「Adventure」、PHEVが「Z」「GR SPORT」の計4グレード。
  • 室内:インパネを一新し、大型のディスプレイオーディオやアンビエントライトを採用。質感が上がっています。
  • 荷室:荷室容量が従来の733Lから749Lへ拡大(+16L)。クラストップレベルの広さです。

5代目と6代目、何が違う?

比較項目 5代目(旧型) 6代目(新型)
発売時期 2019年 HEV:2025年12月17日/PHEV:2026年3月9日
パワートレイン ガソリン/HEV/PHEV HEV/PHEV(ガソリン廃止)
HEV価格 グレードにより変動 Adventure 450万円〜/Z 490万円〜
PHEV価格 約470万円〜 Z 600万円〜/GR SPORT 630万円〜
PHEVのEV走行距離 約95km 約150km
PHEV最高出力 約306PS 約329PS
荷室容量 733L 749L(+16L)
全高 基準 旧型より5mm低い(全長・全幅はほぼ同じ)
最小回転半径 5.5m 5.7m(やや大回りに)
顔つき 台形グリル基調 ハンマーヘッド(横一文字ライト)
ソフトウェア基盤 従来型 Arene初採用・OTAアップデート対応

※各社報道・トヨタ公式発表に基づく要約。正確な数値・グレードはトヨタ公式で確認を。

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ガソリン車がなくなり、HEV・PHEVだけに

今回の改良で最も大きな変化は、純ガソリンエンジンの廃止です。背景の一つとして考えられるのが、各国で進む燃費・排出ガス規制と電動化への対応です。RAV4はトヨタの世界的な稼ぎ頭(累計販売台数1,500万台超、180以上の国・地域で展開)で、規制対応の優先度が高い車種でもあります。

もう一つの見方として、PHEVの実用性が「短距離はほぼEV」と言えるレベルに来たことも挙げられます。EV走行150kmあれば、日常の通勤・買い物は電気だけで足り、遠出はハイブリッドとして使えます。ここから先は筆者の見立てですが、「EVは不安だがガソリンだけも選びにくい」という層に向けた構成を、主力SUVで本格的に打ち出してきた形とも言えそうです。

HEVとPHEVは何が違う?

HEVはガソリンとモーターを組み合わせて走る従来型のハイブリッドで、価格はAdventureが450万円から、Zが490万円からです。PHEVは自宅などで充電できるプラグインハイブリッドで、満充電なら約150kmをEVだけで走行でき、システム最高出力329PSと高い動力性能も持ちます。価格はZが600万円から、スポーティな内外装の「GR SPORT」が630万円からです。

自宅充電ができる環境ならPHEVのEV走行を生かしやすく、充電環境を用意しにくい場合はHEVが選びやすいというのが基本の目安です。価格差(PHEVはHEVより100万円以上高い)や年間走行距離、急速充電の利用しやすさも含めて選ぶことになります。

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新型RAV4のデザインは3タイプ

グレードによって外観の方向性が分かれています。「Z」は上質さを軸にしたトップグレード、「Adventure」はアウトドアスタイルを意識した専用装備が特徴、「GR SPORT」(PHEV専用)はスポーティな外観と足まわりのセッティングでトヨタのモータースポーツブランドGRの色を強めたグレードです。同じ新型RAV4でも、狙う方向性によって選ぶグレードの印象が大きく変わります。

新型RAV4で特に進化したポイント

数字で見える進化として分かりやすいのは、PHEVのEV走行距離が約95kmから約150kmへ伸びたこと、システム最高出力が約306PSから約329PSへ上がったこと、荷室容量が733Lから749Lへ拡大したことです。加えて、トヨタ初採用のソフトウェア基盤「Arene」により、購入後もOTAアップデートで機能が進化し続ける点は、これまでのモデルチェンジとは違う種類の進化だと言えます。

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安全装備はどこまで進化したか

新型RAV4には、トヨタセーフティセンスの新世代システム(第4世代)が初めて投入されました。歴代のトヨタセーフティセンスが蓄積してきたデータを活かし、プリクラッシュセーフティが対応できる事故のシナリオやシーンを広げているのが特徴です。中でも「旋回中の低速時加速抑制」「交差点進入時、車陰からの飛び出し検知」「先行車減速の早期検知」の3つはトヨタとして初めて搭載する機能です。実際に運転支援システムを使ったユーザーからは、前々走車の動きを見ながら加速したり、割り込み車両に対して素早く減速したりと、加減速・操舵の制御が自然で安心感があるという評価が出ています。ソフトウェア基盤Areneの採用は、こうした安全機能の面でも「トヨタがものづくりで培ってきた知見をソフトウェア開発に活かす」という狙いの一部だとされています。

PHEVのライバル、三菱アウトランダーPHEVとの違い

国産PHEV SUVとして比較されることが多いのが、三菱アウトランダーPHEVです。EV走行距離では、新型RAV4 PHEVの151kmが、これまでこのクラスでトップだったアウトランダーPHEVの数値を上回りました。ハイブリッド燃費もRAV4が22.2km/Lなのに対しアウトランダーは17.2km/Lと、燃費面でもRAV4に分があります。一方でボディサイズは方向性が異なり、アウトランダーPHEVは全長4,710mm×全幅1,860mm×全高1,745mmとRAV4より一回り大きく、3列7人乗り仕様も用意されています。EV航続距離・燃費・加速力を重視するならRAV4 PHEV、7人乗りの室内の余裕や悪天候時の安心感まで求めるならアウトランダーPHEVという住み分けになっており、単純にどちらが優れているというより、使い方に応じて選ぶタイプの比較だと言えます。

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旧型RAV4から見ると、どこが違う?

5代目から乗り換える場合、最大の違いはパワートレインとデジタル面です。旧型のガソリン車からなら全車電動化、新型PHEVならEV走行距離の大幅な伸長など、違いを感じやすいポイントがあります。外観も大きく刷新されているため、性能だけでなくデザインを重視する人にとっても比較対象になりそうです。なお、ボディの全長・全幅はほぼ変わっていないものの、最小回転半径は5.5mから5.7mへとわずかに大きくなっており、取り回しの面では気に留めておきたい変化です。

まとめ

6代目RAV4は、パワートレインの一本化(HEV・PHEV化)、ソフトウェア基盤Areneの初採用、荷室拡大という3つの軸で刷新されたモデルです。PHEVのEV走行距離150km・システム最高出力329PSという具体的な進化に加え、購入後もアップデートで進化し続ける点が、これまでのフルモデルチェンジと違う新しさだと言えます。

情報源

  • トヨタ自動車 グローバルニュースルーム「新型RAV4を発売」 global.toyota
  • トヨタ自動車 グローバルニュースルーム「新型RAV4(PHEV)を発売」 global.toyota
  • トヨタ「RAV4」車種公式ページ toyota.jp/rav4
  • KINTO「【新型RAV4】内装・荷室はこう変わった!驚きの『749L』の大容量」 kinto-jp.com
  • Car Watch「新型RAV4に採用された『Arene』を車載OSとするのは誤り!?」 car.watch.impress.co.jp
  • トヨタ「RAV4」安全性能公式ページ toyota.jp
  • Motor Fan「PHEV対決、新型RAV4が別格すぎる!? EV航続距離50%アップでアウトランダーとの差はこうなった!」 motor-fan.jp
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